PMSの代表的な症状は、先ず生理前の女性ホルモンのアンバランスが神経伝達物質に大きく影響を与え、そこから身体の色んな部分に不調が広がっていくのが特徴になります。例えば、鬱病のようなイライラや落ち込みから頭痛や下腹部痛なども引き起こし、又精神面に悪影響を与えるといったループを繰り返すので、人によっては日常生活を送るのにも支障を及ぼすレベルになります。

そして普段ではイラつかない事でも、急に怒りや憎しみを覚える等、感情を安易に発散させてしまいがちになるのもPMSの特徴的な症状です。その一方で、自らを責め過ぎて何も手がつかないほどに急激に気分が落ち込み、自己嫌悪になるなどの面もあり、感情の制御が利かなくなります。

更にもう1つPMSの場合、正常な神経が逆撫でされて興奮した状態なので、慢性的な不眠を促進してしまう事もあり、寝付けても眠りが浅かったり、翌朝に倦怠感が残ってるなどの睡眠障害も出てきます。つまり身体が常にストレスを抱えている状況なので、何をするにしても億劫で過食や運動不足に拍車を掛ける要因となり、酷い場合は血糖値も安定しない場合もあります。

PMSを治療するには、食事や睡眠などの不摂生な生活習慣を改める事も必要になってきますが、婦人科で診て貰う事で妊娠を促す女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌を抑制し、PMSの症状を改善する事ができます。

つまり女性の避妊対策として頻繁に用いられている低用量ピルは、PMSの治療では大変有効という訳です。元々低用量ピルは、排卵を敢えて抑える作用があり、この原理を活用する事でPMSの症状は早期に治療し易いメリットがあります。

又、この低用量ピルは、婦人病と言われる子宮内膜症の治療薬としても有名であり、PMSの症状とも繋がりやすい月経痛や月経不順の症状も快方に向かわせる効果が期待できます。 そして、最近低用量ピルと人気を二分するPMSの治療法が漢方薬です。

漢方薬は西洋薬と比較すると、副作用が大変少なく、その分効果は緩やかでホルモンバランスを少しずつ正常に調節していく作用があります。低用量ピルのような劇的な改善はありませんが、徐々に体質改善を図っていくので、薬との相性が良ければ、ずっと付き合っていきやすい治療法の1つです。

そしてPMSの症状で精神的な辛さが特に顕著な場合は、安定剤の処方も同時に行って治療していく形になります。

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