女性にとっては、毎月の生理の前に体調や気分の変化を感じたことがある人も多いでしょう。それらは、一般的にPremenstrual Syndromeの 頭文字を取り、PMSと呼ばれます。

日本語では月経前症候群と訳され、月経前には女性ホルモンから分泌される代謝物の影響で、濃の神経伝達物質であるセロトニンが少なくなってしまうことが原因で起こる症状が知られています。たとえば、カラダのむくみがひどくなってきたり、気分的に落ち込みやすくなる、または逆にイライラしやすくなるといった変化が見られます。

そのセロトニンの減少量がPMSよりも多い場合には、Premenstrual Dysphoric Disorderの頭文字を取りPMDD、日本語では月経前不快気分障害と診断されます。症候群ではなく障害という診断名から見ても分かる通り、かなり症状が重いのが特徴的です。アメリカでは、うつの一種として診断基準が定められていたりもするほどです。

あまりに気分の波が激しかったり、睡眠をとっているはずなのにひどい眠気に襲われるなどして、仕事や家事などにも大きく 影響が出てくるひともいます。

月経前症候群、PMSの症状はひとによって重さも違いますが、病院に行かなくても自分でできる対策法もあります。一番大切なのは、栄養をきちんと摂ることですが、こまめに6度ほどに分けて食事をとるのが良いとされています。そのほうが、血糖値が安定するので、症状の方も安定しやすいといわれます。

そして、コーヒーや紅茶などカフェイン飲料や、アルコールの摂取は控えるかまたはやめるのが効果的です。栄養素ではとくにカルシウムを積極的に摂るようにしましょう。ビタミンではビタミンEがたいせつです。また、炭水化物は真っ白のものよりも、玄米や全粒粉など茶色の入ったものを選ぶと良いです。これも血糖値を安定させるはたらきがあります。

そして質の良い睡眠をとるためにも、有酸素運動はおすすめです。気分転換にもなりますし、運動することで症状の緩和にもなります。症状が重いときには、病院でホルモン療法を受けるという選択肢もあります。ピルなどが処方されますが、人によっては副作用がひどくなる場合もあるので注意も必要です。

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